高機動幻想
 Gunparade March
ガンパレード・マーチ

それは世界の選択である。
  そしてゲームは一日一時間はやっていきたい

 『高機動幻想 Gunparade March』は天下のSony Entertainmentが売るところのPlryStation用ゲームソフトである。
 一部のゲーム専門誌上において絶賛され、一部のゲーム専門誌上で酷評されるこの作品を私(初代達人)は、大いに評価するのである。
 恐ろしいまでに膨大な情報と、緻密に計算された世界観。ゲームのなかという仮装現実を生きる者たちの、それぞれに刻み込まれた嘲笑すべき運命。
 このゲームの恐るべき点は、この仮装現実という空間の生き方すべてを我々ゲームプレイヤーに委ねたという一言に尽きよう。
 ある者にとっては戦略戦術シュミレーションであり、ある者にとっては学園恋愛ゲームであり、自分の行動が他人に与えた影響に愕然としてみたり、他人の行動に振り回されたりする。
 そう、自由とは不自由である。 



出遭いは唐突だ。
私の軍時代の同期であり、新兵教育部隊においては私の『片腕』とまで呼ばれた男からの電話が、このゲームとの出逢いであった。
「おう、俺だ。なぁなぁなぁ、アンタ『ガンパレ』やってるか?」
「……知らんな」
「なにぃっ!? アンタ、それイカンわ。絶対やれってっ!」
「いや、時間ないし」
私の言葉に対して、男はその『ガンパレ』の魅力について熱く語った。
男のゲームに対する情熱は、十分に伝わってきた。
「……それは、ある意味面白いかも」
だがしかし、それから一週間ほどウロウロとゲーム屋を見てまわったが、その『ガンパレ』は新品はおろか中古品すら店頭には並んでいなかった。
諦めかけた私に、電話の向こうで男が言った
「なら送るわ」
数日後、私の手元には新品のゲームソフトが一本送られてきた。
豪快な男だ。
そしてそれから約一ヶ月が過ぎようとしている。まだ、やっていない。
「アンタ、はよやれよ」
わかっている。ちなみに、まだ買ったにも関わらず未開封なゲームが相当あるがな。
しかし私は、この豪快な男の心意気に応えなければなるまい。そう、それが男だ。漢というものだ。
「時間ができたら、『ガンパレ』をしようと思うのだが……」
私の言葉に構成員高嶺は言った。
「おまえ、原稿書けや」
もっともだ。
「いや、原稿書く時間を『ガンパレ』に当てればゲームができそうだから」
それぐらい私には時間がない。
何かを犠牲にして、何かを得ることしかできない。
「アホかぁーっ」
高嶺に首を締められ、一部から『はかせ』の続編についての催促を受けながら私は決意した。

よし、原稿のかわりに『ガンパレ』をネタにして更新していこうと
そう、これも世界の選択である。



機動妄想
Gunparade March
ガンパレード・マーチ

ちなみにOfficialな
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